蓮  光  寺

  ともに いのち かがやく 世界へ      浄 土 真 宗 本 願 寺 派    

     いのち見つめるお寺       見つめよういのち、見つめよう人生。教えに遇い、仏さまに遇い、自分に遇う。

Junshinの部屋 2.0(2023.5.8~)

新着!!

2023.9.28 
「サンフランシスコが陥った負の ”スパイラル” 」(NHK特集)
2023.9.24
赤ちゃんによじ登られる
2023.8.19
カープのグッズ
2023.8.18
祝・床田投手 初の二ケタ勝利@マツダスタジアム
2023.8.10
クルミッ子
2023.8.9
常任理事国のロシアが侵略戦争を続ける中、国連は機能しているのか?
2023.8.8
学階および勧学寮は機能しているのか ― 揺れるご法義
2023.7.23
仏教婦人会と旅行
2023.7.7
ジンパ
2023.7.3
北海道旅行を終えて
2023.6.21
「新しい領解文を考える会」オンライン連続講座
2023.6.19
セイコーマートの新商品「チーズクリームパン」
2023.6.13
第72回全日本大学選手権大会決勝
2023.6.10
いざエスコンフィールド!
2023.5.11
本願寺参拝
2023.5.8
「Junshinの部屋 2.0」始動

日々のつぶやき

2023.9.28 「サンフランシスコが陥った負の ”スパイラル” 」(NHK特集)


 現在博士論文の結論を執筆中なのですが、不甲斐なくも理想とは全く程遠い状況です。長い文章をコントロールし、揚々とした結論を書きたいのですが、目下悶絶中です。
 さて、本コーナーでも昨年10月に取り上げたサンフランシスコについて、NHKが大きく特集していたので紹介します。私たちが生活を営むなかで 「進歩」とどう向き合うか、非常に難しい問題です。

2023.9.24 赤ちゃんによじ登られる

 お彼岸のための帰省の折、非常に感慨深いことがありましたので、ここに綴っておきたいと思います。
 9月某日、新千歳空港発羽田空港行の便に、いつものように最後に搭乗し、座席に向かっていったところ、指定した3人掛け座席にはすでに赤ちゃんとそのお母さんが座っていました。左からお母さん、7か月の赤ちゃん、僕、という順番です。
 その赤ちゃん、初めて見た僕と目が合ったのち、興味を示したようで、近づいてきます。そして一生懸命手を伸ばし、僕によじ登ってきました。お母さんは微笑ましく、その様子を見守っています。2023年というこの時代に、なんという光景なのでしょう!
 私だけかもしれませんが、ちょうど百年前の1923年9月の状況がそこに重なりました。大杉栄、伊藤野枝の「相互扶助」の志が、100年の時を経て、ここに実現したかに思われました。大変感慨深いものがありました。
 私も、ぜひとも骨太の「人間への信頼」を獲得し、実践できればと、思いを新たにしました。

2023.8.19 カープのグッズ

 昨日の観戦の際に、スタジアムでグッズを2点購入しました。かわいいです。
 今日、最も革新的な球団といえば日本ハムも挙げられますが、10年前は間違いなくカープがその最先端でした。オシャレなユニフォーム、魅力あるスタジアム、選手個人へのフォーカス、そして多種多彩なグッズです。
 2009年のマツダスタジアム開設以降、カープのグッズの魅力は飛躍的に上昇しました。特筆すべきは、2014年のカープグッズ商品開発部門による、カンボジア研修旅行。本気さが伝わってきます。以下のリンクをぜひご覧ください。


2023.8.18 祝・床田投手 初の二ケタ勝利@マツダスタジアム



 お盆明けの8月17日、カープを応援するべく、マツダスタジアムに行ってきました。座席はパフォーマンスシートB! 念願のホームパフォーマンスシートです。屋外球場の解放感はなんとも心地良かったです。しかし、天気は雨。途中34分間の中断がありました。二枚目の写真は、みなさん避難されている様子です。試合は6-0、床田投手の完封勝利。初の雨天中断にやや疲労が溜まった気もしましたが、勝利で吹き飛びました。素晴らしい試合でした!

2023.8.10 クルミッ子


 先日、某SNSでクルミッ子を紹介したところ、大学時代の同級生から多くの反響があり、あまりの反響の大きさに実は裏で同窓会が開かれクルミッ子を食べていたのではと疑うレベルでした。恐れ入りました。
 2020年下半期のTBSドラマ「おカネの切れ目が恋のはじまり」で有名になったお菓子です(このドラマ、主題歌がいいですね!)。箱には可愛らしいリスのイラスト。リスのブーム、はじまる予感です。

2023.8.9 常任理事国のロシアが侵略戦争を続ける中、国連は機能しているのか?

 「機能しているか否か」に関して、領解文問題以外にもふと聞かれたことがありましたので、この機に書いておきたいと思います。(そのような需要があるか否かについての判断は保留とさせていただきます、何卒…) その題、国連は機能しているか否かについて。
 国際連合の目的は「国際の平和及び安全を維持すること」(国連憲章第一条)です。ロシアは拒否権を有する安保理常任理事国のため、例えば2022年3月24日の〈ウクライナからの即時完全無条件撤退を求める決議〉など、いくつもの決議案を拒否し、否決してきました。果たして国連は機能しているのでしょうか。

 結論から言えば、私の理解は、「十分とは言えないまでも国際連合は機能している」というものです。「人類は戦争をしていないときには、次の戦争の準備をしていた」と内藤昭文先生に教えていただきましたが、つまり国連が掲げる理念は人類にとって不可能に近い究極のものです。第二次世界大戦の反省を踏まえて設立された国連にとって、最悪の事態は強国同士の世界戦争、具体的には核戦争です。
 戦前の国際連盟は、アメリカの未加盟、日独伊の相次ぐ脱退により機能不全となり大戦争となったため、国際連合は強国の脱退だけは避けたいとするコンセプトを持っています。どのような戦争当事国をも対話の場に居続けされることが大きな目的です。この点、一部の国による軍事同盟(例えばNATO)とは異なります。もし仮にロシアに拒否権がなく、侵攻を続けるロシアに対して米英仏などが国連軍の派遣を決定した場合(中国の反対は十分あり得そうですが)、それはほとんどNATOと同義となり、この場合プーチン氏が核使用を踏み切る可能性は現時点より格段に高まります。少なくとも、大国間戦争、核戦争を国連は押し留めている、と言えると考えています。

 私たちは「法の支配による国際秩序」を尊重していますが、世界には未だに「力による実効支配」を行う指導者も存在します。そうした世界を一つの枠組みに入れる唯一と言っていい組織が国際連合です。以上の点から私は、ロシアによる侵略戦争の只中の今日であっても、国連が機能しているか否かの点に関して、十分とは言えないまでも機能していると理解しています。
 もちろん、侵略戦争は非難されるべきであり、法の支配、民主主義、基本的人権こそ尊重されるべきであり、ロシアの力によって民間人含め多くの命が死傷している現状が到底許されないことは言うまでもありません。 私があえて国際連合を取り上げたのは、もはやロシアと対話しうるわずかに残っている選択肢が国際連合であると考えているからです。「戦争を始めるのは簡単だが終わらせるのは非常に難しい」――。一刻も早く、ロシアがウクライナの(全土あるいは一部の)傀儡化を諦め、同国から撤退することを願っています。

2023.8.8 学階および勧学寮は機能しているのか ― 揺れるご法義

・学階:僧侶の学識を示す位階のこと。現在の本願寺派の学階は勧学、司教、輔教、助教、得業となっている。

・勧学寮:勧学の中から勧学寮を組織する勧学寮員が任じられ、宗意安心に関する門主の諮問に答え、教義に関する重要事項を審議する。
            (以上、「浄土真宗辞典」より)


 浄土真宗本願寺派には、勧学寮および学階という制度が存在しています。周知のように「新しい領解文」について、学階を有する先生方が「勧学・司教有志の会」を組織し、疑義、困惑、憤怒、憂慮、悲愴をこらえ、あくまで冷静を保ち、五度にわたって声明を発表されています。客観的には、教団内の教えをめぐる内部騒動と映るでしょう。この事態は、宗教教団の根幹である「教義」をつかさどる学階および勧学寮の機能不全と映るかもしれません。

 結論から言えば、私の考えでは、「学階」は非常に機能していると考えます。むしろ、ここに即座に万全に存在意義を証明した、と思っています。その理由は、新たに発布された公式文書(「新しい領解文」)に対して、その教義に疑念があった際、躊躇することなく「有志の会」が組織され、憂慮の声が挙げられた、からです。
 逆に勧学寮こそが、役割を果たせなかったと言わざるを得ません。勧学寮の唯一最大の目的は、公式文書の教義をチェックすること。その機能不全の様子が、時を経て、次第に明らかになっています。本日発表の中外日報の記事はその象徴です(以下リンク)。事態全貌の解明が望まれます。

2023.8.5 新しい領解文を考える勉強会@蓮光寺

 来たる9月6日、井上見淳先生をお招きし、新しい領解文を考える勉強会が開催されます。
このように宇部小野田組が主体となり、喫緊の問題について学びの場が開かれることについて、宇部小野田組に所属する私としては非常に誇らしく嬉しく思っています。
 どうぞ、どなたもぜひお越しください。

2023.7.23 仏教婦人会と旅行

 編集中

2023.7.7 ジンパ

 ジンギスカンパーティー、通称ジンパを、同じ研究室の仲間で開催しました。北大構内では、大学関係者のみジンパを行えます。コロナ禍中は不可でしたので、2019年以来4年ぶりの開催です。
 僕も博士課程5年目を迎え、もはや大御所になりつつありますが、こうした伝統文化の継承だけは大学院を去る前に果たさねばなりません。同じ部屋のメンバーとも話す機会にもなり、充実した時間となりました。



2023.7.3 北海道旅行を終えて

いざ北海道へ!
いざ北海道へ!

早朝の北海道大学散策(希望者)
早朝の北海道大学散策(希望者)

 いや~~嬉しかったですね~! と同時に、無事に終わり、ホッとしました。蓮光寺のご門徒さんと行く、北海道の旅。自分としても初の団体旅行の試み。飛行機、バス、レストラン、ホテルと、予約確定書はあるものの実感がなく、取れていなかったらどうしよう、飛行機が欠航になったらどうしようと、勝手に考えては不安になっていました(笑)

 蓮光寺仏婦主催の旅行自体は、コロナ前は毎年のようにバス旅行などを行っていました。それが復活という今年、だいぶ背伸びしたことを提案してしまいました(笑)もちろん、バス旅行も今後どんどんやっていきたいと思いますので、住職と仏婦の会長さんにご提案します!
 僕にとって、蓮光寺のご門徒さん方と北海道旅行をすることは念願でした。2泊3日の旅行中は天候にも恵まれ、食事もおいしく、体調を崩される方もおらず、その点は本当に良かったです。(振り返ると反省点は、多々、多々、ありますが…) 札幌中心に生活している僕が、実家に本格的に戻ってからではなく、今年旅行を決めた理由は「あせり」があったからです。

 具体的には、ここだけの話、蓮光寺の総代をしていただいた、第一原のNさん。僕が厚南小学校時代、ちょうどその校長先生をしておられました。僕は何も気にせず過ごすなか、いつもN先生は気にかけてくださっていたそうです。それと並行して、ずっと蓮光寺を支えてくださいました。一方の私は、厚南小学校ののち、中学、、大学、大学院と、今でも「学校」にお世話になっています。僕の勉強のスタート地点でお世話になったN先生に、「博士号を取ることができました」と報告することを意気込んでいました。昨年9月にお彼岸のお参りに伺ったときも、厚南小学校時代の裏話や大変だったことを話してくださいました。しかし、年末年始の急な知らせを受け、僕の意気込みは叶わぬものとなりました。そのことが、ずっと心に重く、引っ掛かっています。

 「今しかない」というあせりです。1年遅くなると状況が変わるかもしれないというあせりです。コロナもあり、社会レベルで、個人レベルで、行ける状況は当たり前ではないと思いました。そのようなわけで、来年、再来年ではなく、今年行くことにしたということです。また、このような機会があったらいいなと考えています。少し休んで、次なるものを練ってみようと思います。

1泊目朝食バイキング☺
1泊目朝食バイキング☺

2泊目朝食バイキング☺
2泊目朝食バイキング☺

メロン☺
メロン☺

2023.6.21 「新しい領解文を考える会」オンライン連続講座

 
 


 現在、全国各地で新しい領解文に関する勉強会が開催されていますが、この度オンラインにて、勧学と司教の先生方による連続講座が行われます。これは「新しい領解文を考える会」が主催されます。オンライン形式のため、現地に足を運ばなくても先生方の講義を拝聴することができます。

2023.6.19 セイコーマートの新商品「チーズクリームパン」

 北海道が誇る、他の追随を許さないコンビニエンスストア、セイコーマート。その新商品が開発されました。「チーズクリームパン」です。セイコーマートは様々なオリジナル商品を展開していますが、特にパンのラインナップには驚かされます。横綱は「クリームパン」。108円(税込み116円)という値段以上の質です。
 さて、チーズクリームパンも予想通りの美味しさでした。セコマのクリームパン・シリーズはさすがです。


2023.6.13 第72回全日本大学選手権大会決勝


 6月11日、大学選手権の決勝戦、青山学院大学VS明治大学が行われました。非常に非常にレベルの高い両校であり、戦力、強さとしても甲乙つけがたい、まさに雌雄を決する試合でした。テレビ中継を一秒も目を離すことなく観ました。個人的には、青学と明治がトーナメントの決勝で激突するという待望のシナリオにすでに70%感激です。
 写真は明治大の3年生遊撃手、宗山塁選手。惚れ惚れしました。かっこいい。小園選手をセカンドにコンバートして、小園宗山の二遊間。黄金期間近です。胸高鳴りますね。

2023.6.10 いざエスコンフィールド!



①戦評

6月6日[火]~8日[木]の三日間、交流戦のカープvs日ハムの試合が、今年開業したエスコンフィールドでありました。私は初日に観戦してきました。新井新監督のカープ、新庄新監督の日ハム(去年のBIG BOSSから監督交代)、そして新球場という情報量の多かった試合について、以下、その様子を余すことなくお伝えいたします。まずは試合そのものから。

 予告先発はエース大瀬良大地と上原健太。試合前景況としては、チームの調子打線の調子先発投手に関して、それぞれカープは劣勢劣勢やや優勢です。スタメンとパークファクター(球場要因)の兼ね合いも重要です。エスコンは狭い天然芝のため、ホームランが出やすく内野ゴロがアウトになりやすい、つまり投手はゴロ系優位打線はフライ系優位守備の重要指標は内野の守備範囲、という3点になります。こちらはカープはやや劣勢やや優勢優勢です。

 結果は3-2で逆転勝利でした!カープはやや劣勢という前評判(伊東順真調べ)を跳ね返し、見事勝利しました。ビジター応援席で応援していた私としては嬉しい限りですね。 
 松本剛に一発を浴び、左投手を打ちあぐねており、嫌な予感がしていましたが、ハイライトはやはり8回表の攻撃です。2アウトを取られたのち、カープの誇る打撃技術トップ3である秋山、西川、松山が揃い踏みで結果。カープが苦手とする対左、それも日本最高峰の宮西相手に活路があるとすれば、唯一ここ。そこで軍配を上げ切りました。痺れましたね。プロスポーツの醍醐味であり、こういう局面を現地で見ることができて幸せでした。
 カープ投手陣も踏ん張り、勝利投手の栗林はまさかのプロ初白星。圧倒的抑えは自身に勝利がつかないということですね。総じて大満足の試合でした。

②新球場

 エスコンフィールドは、プロ野球球場としては2009年開業のマツダスタジアム以来となる新球場です。開閉式屋根を有し、収容人数は30,000座席、全面天然芝で比較的狭い球場です。

 この度は初訪問ということで、まず感想としては、「大きい!」「きれい!」「新しい!」というものでした。様々な観戦方法があり、飲食を充実させた、いわゆるボールパークです。「野球を観に行く/応援しに行く」というより、「遊びに行く」という感覚で足を運べる球場だと感じました。実際、老若男女いろいろな人がおり、フラッと行けるイベントの一つに日ハム観戦を選んでもらいたい、そのようなメッセージを受け取りました。

 サッカー元日本代表の本田圭佑氏は、次のように述べています。
「今後サッカーを、Jリーグでも近くのチームでも見てみたいと思っている人に言いたいのは、サッカーを見なくていいです。雰囲気を楽しんでください。サッカーを見なアカンとなると90分間見ないとだめでしょ? 辛くなるので、遊びに行く感覚です。途中で帰ってもいいし、途中で来てもいいし、リラックスしてサッカーの雰囲気を楽しんでほしいと思います。」
 この提言はまさに、野球を含めた今後のスポーツの未来を考えてのものです。これまで競技に縁の少なかったライトな層に目を向け、競技そのもののムーブメントを高めようとする戦略です。それが競技そのものにとっても良い方向に作用するとする考え方です。 

 札幌ドームからの移転と考えるとやはり北広島市という立地が気になりますが、今後もより一層の充実、アクセス面の改善等、いろいろな施策を期待したいですね。初観戦時には球場を全く回り切れなかったので、またぜひ訪れたいと思います。次はカープVSファイターズの日本シリーズで!

2023.5.10 本願寺参拝



 ゴールデンウィーク明けてすぐ、弾丸で本願寺にお参りしてきました。親鸞聖人御誕生850年&立教開宗800年の慶讃法要です。この度の法要は人数制限が厳しく、ようやく蓮光寺としての席を確保したところ、3月末となり、私自身の論文締め切りおよび非常勤開始の時期と重なったため、行くなら個人参拝かと作戦を切り替えました。
 とはいえ、領解文問題もあり、厳しい人数制限のこともあり、当初は個人的なムードは高まっておりませんでしたが、いざ慶讃法要が始まってみると「行かねば!」と思い立ち、お参りすることにしました。広島の叔母と予定を合わせて、現地集合でのお参りです。以下、揺れる慶讃法要について、お晨朝、親鸞展、慶讃法要のそれぞれ現地肌感の所感を、記録の意味合いも込めて記していきたいと思います。

≪お晨朝≫(~7:00)
 慶讃法要が祝賀ムードの「非日常」らしいので、安心感ある「日常」を求めてお晨朝へ。5:35本山到着。晴れ模様のいい天気。思ったより明るい。まず阿弥陀堂。靴袋はSDGsの観点から廃止と知り、模索中、近くの方から「脱いだところの左隅に置いたらええ」と助言をいただく。お経本は通常タイプと慶讃法要期間タイプが置いてある。阿弥陀堂は中央前3列目に座る。お経は讃仏偈、きちんと丁寧なお勤め。移動し、御影堂は正信偈。こちらはポップな?読み方。十二礼に近い読み方で、スピード感ある。和讃なし、唯可信斯高僧説から短念仏、回向。少し未練が残るかたち。

≪親鸞展(京都国立博物館)≫(9:00~11:30)
 9:00過ぎに行ったところ、スムーズに入館。博物館開館訪問はお家芸。音声ガイドを借りる(650円)。個人的最大の感動は、親鸞聖人直筆、加注の仏説阿弥陀経。端正な本文に、上下左右にびっしり詰まった漢文、でありながら、漢文も見覚えあるものばかり。「読める、読めるぞ!」(ムスカ大佐)。詳しい意味や親鸞聖人の意図は理解及ばないけれど、字面の読み方が分かり、親鸞聖人の読解を追体験してる、そんな雰囲気。自分は気づかないうちにお育てをいただいていたのだなと、まさに「善知識」です。

≪慶讃法要≫(13:00~15:10?)
 13時、龍虎殿で叔母と待ち合わせ。受付して個人参拝の待機場所へ。比較的暑い。団体の入場が手こずっているのか、入堂案内は13:45頃。検温あり。申し込みが直前だったため座席は堂外の予定が、私たちの少し手前で満席らしく急遽堂内へ、幸運。僕がお勤めできたのは正信偈と恩徳讃。正信偈は十二礼式の読み方で、少しスピード感。新しい領解文の唱和は、①旧来の領解文の唱和、②退堂、③黙して語らず、の中で悩みながらも③を選択。浅学菲才の僕ながら普通に異安心だと思うので、さすがに口には出せない。司会の方がわざわざ唱和を促し、私に続いてくださいと先導。前列の4名の方が退堂。声は正信偈より小さめ。法要終了後は個人参拝につき優先的に退堂。ご門主さま、前門さまもおられ、少し安心も、どのようなお気持ちなのか気になる。

 その後は伊丹18:55発→新千歳20:40着で帰りました。後味、余韻としては、お参りできてよかったという安堵感です。とりあえず行かなければという気になって正解だった、お参りして良かったという後味でした。もちろん、目で、肌で、歴史に触れ得たそれとは別に、現体制、現組織に関する宿題は依然としてありますが、それはそれとして、今後取り組んでいきたいと思います。

2023.5.8 「Junshinの部屋 2.0」 始動

 先日示唆しました通り、Junshinの部屋を別枠で作成しました。今後はこちらに綴っていくこととします。
 最近のハッピーな出来事といえば、高校の同窓会が企画されつつあることです。20歳という成人を記念して集まって以来、約10年ぶりです。楽しみです。

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