最近大人気という「鬼滅の刃」。作品そのものをいよいよ見る覚悟が整ったので(個人的に10巻以上のマンガはもう読み切れないので)、アニメ版を第1話から観ていきながら5~6話ずつくらいの所感を現在進行形で書き連ねてゆく作戦です。
GAFA系とは契約しておりませんので随時TSUTAYAに通いながらちまちまと加筆していこうと思います。
2020.11.03 第1話「残酷」~第5話「己の鋼」
①「残酷」 ②「育手・鱗滝左近次」 ③「錆兎と真菰」 ④「最終戦別」 ⑤「己の鋼」
若い世代を中心に旋風を巻き起こしているらしい「鬼滅の刃」。しかしながら最初に主人公と妹だけを残して家族が全員死ぬのは衝撃的である。若者に人気のアニメといえばドラえもん、ちびまる子ちゃん、サザえさん、クレヨンしんちゃんなどが念頭にあったが、そこで自明のごとく描かれる温かい「家族」は存在しない。むしろ、それを奪った鬼への「復讐物語」が主題らしい。…ん? 戦後、「忠臣蔵」など「復讐もの」はGHQによって禁止とされたが、まさかそれが大旋風とは…?
多世代型であれ核型であれ日本の社会基盤であり続けた「家族」は作中においては消失しているものの、同じく封建的な性別意識は強い。「男だろ!」「男なんだから!」とスパルタ師匠は炭治郎を精神面から鼓舞する。時代逆行的な気もするが、これから変わってゆくのだろうか…?
2020.11.14 第6話「鬼を連れた剣士」~第10話「ずっと一緒にいる」
⑥「鬼を連れた剣士」 ⑦「鬼舞辻無惨」 ⑧「幻惑の血の香り」 ⑨「手毬鬼と矢印鬼」 ⑩「ずっと一緒にいる」
「禰󠄀豆子=シン・ゴジラ説」
炭治郎は人間であり、食事から栄養から摂り、睡眠によって休息と回復を行う。しかし、禰󠄀豆子は睡眠のみによって栄養補給と休息を行うらしい。これはシン・ゴジラが、生体原子炉ともいえる「熱核エネルギー変換生体器官」を持ち、水と空気に含まれる元素(H2、N2、O2など)の反応だけで自身の生存に必要なエネルギーをすべて引き出すことが可能であることと同様ではないか!禰󠄀豆子は空気だけでよいということで、シン・ゴジラよりも進化しているかもしれない…
今更ながら本作の戦闘シーンでは予想以上に血が迸り、私の心も若干弱りつつありますが、まだまだ断念には至っておりませんので引き続き観ていきたいと思います。
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