蓮  光  寺

  ともに いのち かがやく 世界へ      浄 土 真 宗 本 願 寺 派    

     いのち見つめるお寺       見つめよういのち、見つめよう人生。教えに遇い、仏さまに遇い、自分に遇う。

法 話  阿弥陀さまってどんな仏さま? (1)

阿弥陀如来さまって、どんな仏さま?

 浄土真宗のお仏壇の中心(ご本尊)は、阿弥陀如来さまです。私の人生のよりどころとなる仏さまです。
 手を合わせ、仏さまのお姿をよく見てみましょう。
 
   御堂の中の
   阿弥陀さま
   夜もねないで
   立ちどおし
   いつもみていて
   くださるねえ
   ナモナモナモ
   ありがとう
   ナモナモ
   一緒にありがとう



阿弥陀さまは、いつも立ちどうしで、私たちを心配してくださっています。私が悲しみの涙を流しているときも、私が腹を立てているときも、生きることに疲れてどうしようもなくなっているときも、やけを起こしているときも、・・いつも私を心配し、金色の光を放って私を照らしてくださっているのです。私のことが心配でたまらず。お浄土から立ち上がられて、ここまで来て下さって大丈夫だよと照らして下さるのです。
 
    歩 く    
        榎本栄一
  私を見ていて
  くださる人があり、
  私を照らして
  くださる人があるので、
  私はくじけずに
  今日を歩く

お念仏するって、どういうこと?

 阿弥陀さまは、声の仏さまになって私の心に届いて下さいます。南無阿弥陀仏とお念仏するということは、阿弥陀さまと常に一緒に生きるということです。
 お念仏するとき、独りじゃないよ私が一緒だよと阿弥陀さまの声が聞こえます。

  うれしいときも
     南無阿弥陀仏
  悲しいときも
     南無阿弥陀仏
  いつでもどこでも
     南無阿弥陀仏

亡き方のお導きで、阿弥陀さまに遇えた!

 今日、このお参りは亡き方がしつらえて下さったのでしょう。どうか阿弥陀さまのおはたらきにであって欲しいと、亡き方が私をお導きくださるのです。悲しみや苦しみを抱えて生きる私たちに、どうか阿弥陀さまのお心にふれてほしいと。
 亡き方が私を阿弥陀さまに遇わせて下さったのです。
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