阿弥陀さまは、いつも立ちどうしで、私たちを心配してくださっています。私が悲しみの涙を流しているときも、私が腹を立てているときも、生きることに疲れてどうしようもなくなっているときも、やけを起こしているときも、・・いつも私を心配し、金色の光を放って私を照らしてくださっているのです。私のことが心配でたまらず。お浄土から立ち上がられて、ここまで来て下さって大丈夫だよと照らして下さるのです。
歩 く
榎本栄一
私を見ていて
くださる人があり、
私を照らして
くださる人があるので、
私はくじけずに
今日を歩く
お念仏するって、どういうこと?
阿弥陀さまは、声の仏さまになって私の心に届いて下さいます。南無阿弥陀仏とお念仏するということは、阿弥陀さまと常に一緒に生きるということです。
お念仏するとき、独りじゃないよ私が一緒だよと阿弥陀さまの声が聞こえます。
うれしいときも
南無阿弥陀仏
悲しいときも
南無阿弥陀仏
いつでもどこでも
南無阿弥陀仏
亡き方のお導きで、阿弥陀さまに遇えた!
今日、このお参りは亡き方がしつらえて下さったのでしょう。どうか阿弥陀さまのおはたらきにであって欲しいと、亡き方が私をお導きくださるのです。悲しみや苦しみを抱えて生きる私たちに、どうか阿弥陀さまのお心にふれてほしいと。
亡き方が私を阿弥陀さまに遇わせて下さったのです。