ともに いのち かがやく 世界へ 浄 土 真 宗 本 願 寺 派
いのち見つめるお寺 見つめよういのち、見つめよう人生。教えに遇い、仏さまに遇い、自分に遇う。
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2021.10.3 |
山本義隆『リニア中央新幹線をめぐって』 |
2021.7.9 |
田野大輔『ファシズムの教室』 |
2021.4.5 |
柳美里『JR上野駅公園口』 |
2021.3.29 |
森岡正博『宗教なき時代を生きるために』 |
2021.3.28 |
斎藤幸平『人新世の「資本論」』 |
2021.3.27 |
土井善晴・中島岳志『料理と利他』 |
2021.3.26 |
宇野常寛『遅いインターネット』 |
2021.3.25 |
村本大輔『おれは無関心なあなたを傷つけたい』 |
2021.3.24 |
瓜生崇『なぜ人はカルトに惹かれるのか』 |
2021.3.23 |
山本七平『「空気」の研究』 |
2020.11.28 |
安永雄彦『築地本願寺の経営学』 |
2020.6.26 |
白井聡『武器としての「資本論」』 |
2020.6.15 |
仏教タイムス社編集部編『近現代日本仏教の歩み』 |
2020.6.14 |
仏教タイムス社編集部編『日本仏教の危機と未来』 |
仏教タイムス社編集部編『日本仏教の危機と未来』
本書は各宗派の僧侶を中心に、幅広い方面から「仏教」について論じることのできる人選を試みている。仏教タイムス社の面目躍如である。執筆者10名のうち未読の時点で知っていたのは2名、丸山照雄氏、島薗進氏であった。第一部では7名がそれぞれ自説を展開するスタイル、後半は3名による座談会形式となっている。目次は以下の通りである。第一部 家族と先祖祭祀 —日本仏教の基盤はどこヘ—
仏教タイムス社編集部編『近現代日本仏教の歩み』
前回と同じシリーズ(?)のうち、今年4月に刊行された最新号を取り上げる。本書は全4部から成るが、そのうち座談会を記録した第一部と第二部を中心としてみていきたい。第三部および第四部は資料として、こちらもパラパラとめくると面白いだろう。2007年出版の『日本仏教の危機と未来』とは異なりいずれも座談会となっているが、やはり人選はさすがの多岐に富むそれである。目に覚えのあったのは山崎龍明氏、釈徹宗氏、大谷栄一氏の各氏である。本書前半は以下のような設定の座談会である。(完全なるお節介なのだが、山崎氏と大谷氏の配置が逆であれば、とも思ってしまった。)
白井聡『武器としての「資本論」』
北大教育学部基礎論ゼミ室の共同募金箱が陶器製のMarx ‘Das Capital’ 通称「キャピタルくん」であったことは記憶に新しい。大学生であれば誰もが何らかの形で興味を持つであろうマルクスと『資本論』、これが本書のテーマである。マルクス研究で名高い佐々木隆治(経済学)は以下のように語っている。「マルクス研究者だからというわけではなく、実際のところ、『資本論』ほど面白い資本主義批判は今のところ存在しない。アイデアの鋭さ、深さ、豊富さ、どれをとっても匹敵するものはない。ただ、もう150年経っているので、そろそろ現代のマルクス主義者が集団的に乗り越えていくべきなんでしょうね」。(2020.6.6) マルクス『資本論』は、その完成度の高さから今なお乗り越えられていないと
安永雄彦『築地本願寺の経営学』
God, give us grace to accept with serenity the things that cannot be changed, Courage to change the things which should be changed, and the Wisdom to distinguish the one from the other.
訳: 神よ、変えることのできないものを
静穏に受け入れる力を与えてください。
変えるべきものを変える勇気を、 そして、 変えられないものと変えるべきものを区別する賢さを与えて下さい。